ウェディングロゴができるまで—制作の裏側
「ウェディングロゴ」というワードを聞いた事
ありますか?
ウェディングロゴとは、
ふたりの結婚式とこれからの人生を象徴する
オリジナルのシンボルを指します。
海外のカップルにとってはポピュラーな存在で、
招待状やウェルカムボード、引き出物に至るまで
ウェディングアイテム全体に統一感を持たせる
一種の”ブランディング”のような役割を果たしています。
日本ではあまり知られていない文化ですが、
せっかくふたりが主役の結婚式に
ふたりだけのマークがあってもいいのでは—
そんな想いから
ウェディングロゴ制作サービスを始めました。
私の場合、
ただ綺麗なカタチを作るのではなく、
ふたりの関係性に着目して
意味のある要素を込めていく—
このような作り方をしています。
今回の記事では、
私がどんな思考でロゴを作っているか
その裏側をご紹介したいと思います。

まずはヒアリングから。
ご依頼いただいた方には
簡単なヒアリングシートをお送りしています。
名前や記念日などのベーシックな質問の他、
少し変わった質問もあります。
たとえば、こんな問いかけです。
「ふたりの関係を一言で表すと?」
「理想の距離感を”形”でイメージすると?」
ロゴなのに関係性の話?と
不思議に思われるかもしれません。
私が作りたいのは
ただ整えただけのロゴではなく、
“ふたりの関係性を設計したロゴ”です。
ふたりにも「自分たちらしい」と
感じてもらえるエッセンスを細部に含めたいと思い、
こうした質問を入れています。
ここでは お互いの性格が真逆だという
KaitoさんとAnnaさんを例にご紹介します。
ヒアリングの回答は以下の通り。
おふたりの関係を一言で表すと?
→ 凸凹コンビ
おふたりのイメージに近い「形」は?
→ 交互に支え合っている
凸凹と聞くと、
何か分かりやすいモチーフを探したくなりますが
私はそこから一度離れます。
そして
言葉を少しずつ分解する作業をします。
(感情に置き換えると)
—対比が心地良く感じる
(意味に変換すると)
—違うからこそお互いを補える
(抽象形に落とすと)
—直線と曲線を組み合わせる
“交互に支え合う”というデザインの骨格ができ、
ここに”構造”と”雰囲気”の両面から
ロゴに落とし込んでいきます。
途中、文字の重なり方や余白部分の調整を
何度も行います。
ほんの少しのズレで
「支え合っている」と感じるか、
「ただの重なり」と感じるか変わるので、
ここに一番時間をかけているかもしれません。
こうしてロゴが出来上がります。

“装飾”ではなく”意味”をのせたい—
ロゴを作る時は、
そこに何を込められるかを常に考えています。
何年か経ってロゴを見返したとき、
「あの頃の私たちってこんな感じだったね」
そんな会話とともに
当時を思い出していただけたら嬉しいです。
ロゴ制作について、
気になることや聞いてみたいことがあれば
お気軽にご連絡ください^^
読んでくださってありがとうございます。
